別所温泉から塩田平は「信州の鎌倉」と呼ばれ、数多くの文化遺産が点在しております。当館の徒歩圏内にも名所旧跡があり、歴史を感じる旅を満喫できます。
※観光についてのより詳しい情報は、別所温泉観光協会や別所温泉旅館組合の公式サイトでご確認ください。
北向観音
当館より徒歩3分。厄除観音として人々の信仰を集め、二年詣り、初詣や節分には多くの人で賑わいます。長野市の善光寺の南向きと、向き合っているところから「北向」と名づけられ、両方に参拝しないと片詣りであるといわれています。境内には愛染かつらの大木や歌碑があり、恋愛のパワースポットとして人気を集めています。
安楽寺
当館より徒歩5分。安楽寺は禅宗としては、鎌倉の建長寺などと並んで日本では最も古い臨済禅宗寺院の一つです。天正十六年(1588)ころ、高山順京が曹洞宗に改めました。木造八角三重塔は、木造の八角塔としては全国で一つしかないという貴重な建築で、昭和27年3月29日、文化財保護法の規定により長野県では一番早く国宝に指定されました。
常楽寺
当館より徒歩7分。常楽寺は北向観音の本坊であり、ご本尊は「妙観察智弥陀如来(みょうかんざっちみだにょらい)」。 常楽寺は北向観音堂が建立された天長二年(825年)、三楽寺の一つとして建立されました。「石造多宝塔(せきぞうたほうとう)」は、北向観世音様が出現した所で、高さ2m85cmの安山岩で出来ており、国の重要文化財に指定されています。
別所神社
当館より徒歩7分。恋愛成就の神社で、見晴らしの良い人気スポット。社名は、古くから「熊野社」といわれていました。社伝によると、紀州(和歌山県)の熊野本宮大社から分祀〔ぶんし〕されたといわれています。明治11年(1878)に別所神社に改められました。18世紀の神社本殿として、規模も大きく建築様式や彫刻も華やかで建築物として優れ、文化財として保存価値の高いものです。
外湯巡り
別所温泉街では3つの外湯が楽しめます。「石湯」「大師湯」「大湯」各入浴料150円です。また2か所の足湯「ななくり」「大湯薬師の湯」は無料でお楽しみいただけます。別所温泉には3箇所の龍の形をした飲泉塔があり、散策の途中や外湯へお入りになられた後などに自由にお飲みいただけます。
生島足島神社
当館より車で約15分。創建の年代については明らかではありませんが、神代の昔、建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)が諏訪の地に下降する途すがら、この地にお留まりになり、二柱の大神に奉仕し米粥を煮て献ぜられてたと伝えられ、その故事は今も御籠祭という神事として伝えられています。
上田城跡公園
当館より車で約20分。真田昌幸により安土桃山時代に築かれた上田城跡。2016年の大河ドラマ「真田丸」で注目を集め、一年を通して多くのファンが訪れています。毎年4月には千本桜まつり、11月には紅葉まつりが開催されます。